患者様のご様子_テニス肘

今回は、患者様のヒアリングがいかに大事だったのか改めて気づかされた一件がありましたので、こちらにご投稿しようと思います。

患者様はひじ痛で当院に通われた方でした。
元々は、ひじ痛発症時に整形外科に通われテニス肘と診断され、その後マッサージとストレッチと電気治療で週1回その整形外科で治療してもらっていたようでした。
しかし、なかなか治らずにいたときに、たまたま飲み屋の店員さんに、ありがたいことに当院をご紹介していただき、お越しいただきました。

通常テニス肘ですと、安静にしつつ定期的に治療に通えば、痛みは治まるので、そこまで長く痛みが続いていることが、何よりも気がかりでした。
そこで、初診時、とにかくお話をお伺いし、その痛みが引かない原因を究明しようと思いました。
テニス肘に影響のありそうな日常の動作(「スマホの使い過ぎ」「毎日の掃除」「PCのタイピングのし過ぎ」「固いドアノブ」「大量の紙を束ねる動作」などなど)をすべてお伺いしましたが、どれも違いました。

ですが、その方のお仕事をお伺いする中で、まさかと思いお伺いして、当たったのが『大量のホチキス止め作業』でした。
手元を使う動作ですので、案外ひじ痛の原因と聞くとピンとこない方もいらっしゃるかもしれませんが、強く握りこむ際に肘の外側に伸びる筋肉を使うのでテニス肘の原因になりやすいのです。
この原因を踏まえ、左手でホチキス止め作業をしてもらうようにしたところ、痛みも徐々に治まっていきました。

日常動作で当然控えられないものもありますが、今回の例のように、右手で行っていたもの左手で行うなど、調整できることも多いものです。
また、日常の思わぬところに痛みの原因は潜んでいますので、患部の痛みを把握するだけでなく、その痛みの原因を見つけ正すのも非常に重要な使命だなと痛感しました。

また、6月以降も1週1回ペースで投稿してまいりますので、是非継続してご覧になってください。

引き続きよろしくお願いいたします。

ふじと接骨院 院長
藤戸慎一郎

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