ひざ痛について_前編

今回は前回お話ししたとおり、膝痛の原因とその対処法についてお話いたします。膝は非常に奥深いので、長くなり過ぎるため、前編・後編に分けて投稿したいと思います。

膝痛は前回も書きましたが、首痛・肩痛・腰の痛みについて患者様が多いと言われており、お年寄りから若い方まで幅広く皆さんを悩ませている症状です。

その痛みの原因は主に大きく分けて2つです
1.膝を捻ることによる靭帯の損傷
2.関節部分への負荷の蓄積による半月板の損傷・摩耗

1.膝を捻ることによる靭帯の損傷

膝痛の要因の一つとして挙げられれるのが「スポーツ・運動」です。膝は元来、曲げ伸ばしには強いのですが、捻る動きには弱いという特徴を持っています。ですので、バスケやサッカーなど走っていて急な方向転換をするような動きで痛めてしまう場合が非常に多く見受けられます。もし仮に前十字靭帯や後十字靭帯を損傷してしまった場合は、正直接骨院レベルの治療ではどうにもならず、手術するしかないのが現状です。

2.関節部分への負荷の蓄積による半月板の損傷・摩耗

こちらの症状は、スポーツ中でも日常生活でも起こりうる症状です。スポーツであれば、バスケのように飛ぶ動作が多いスポーツで特に発症します。発達途中の中学生・高校生は特に「ジャンピンパーズニー」や「オスグッド」と呼ばれる症状で悩まされることが多くあります。膝は結局膝から上の体重を一手に支えているので、どうしても飛んで「着地する」動作の時に一気に負荷が掛かり、半月板や膝の前の骨を傷つけてしまうことが多くあります。また、日常生活でも、特にここ最近コロナによって膝痛に悩まされる方々が増えています。コロナ禍で運動不足になり、体重の増加によって膝への負担が上がり痛めてしまう場合もありますが、逆にコロナで運動不足解消のためにランニングと散歩を始めた方でも、ランニング自体が膝への負担を掛けますので、膝痛を発症してしまうことに繋がっているケースがあるようです。

膝痛の厄介なところは、マッサージやクールダウンなど、予防措置が取りにくいことにあります。なぜならクールダウンとは筋肉にたまった疲労物質を排出したり、興奮状態の筋肉・神経を鎮め、普段の状態に身体を戻すためにするものだからです。ところが膝自体にはクールダウンするための筋肉が希薄。マッサージも同様に筋肉に作用する処置ですので、明確な予防法が無いのです。加えて半月板自体の傷ついた場合自発的には戻らないという特性も相まって、膝痛を発症してしまうことが多いのです。

前編ここまでです。
次回は、半月板の損傷によってどうして膝が痛むのか?とその対処法についてお話いたします。

次回もよろしくお願いいたします。

ふじと接骨院
院長 藤戸慎一郎

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