ひじの痛みの原因

今回は『ひじの痛みの原因』について解説していきます。
これから数回は、今までよりもちょっと専門的な内容を投稿していこうと思っています。この内容を見ていただき、「痛みが長引く」「何度も同じところを痛める」など、お悩みの方々の助けになれればと思っています。

肘が痛いのは手首のせい?!


肘が痛いときに「肘を痛めた」といいますよね。実はこれ、実際の症状と結構食い違っていることが多いのです。
実はこれ、実際の症状と結構食い違っていることが多いのです。

肘痛の症状の種類

ひじ痛は以下の症状であることが多いです。
1.上腕骨外側上顆炎(じょうわんこつがいそくじょうかえん)
2.上腕骨内側上顆炎(じょうわんこつないそくじょうかえん)
3.肘部管症候群(ちゅうぶかんしょうこうぐん)
4.変形性肘関節症(へんけいせいひじかんせつしょう)
この内、筋肉の異常で痛みが出るのが1番と2番、骨の異常で痛みが出るのが3番と4番です。
3番と4番は整形外科に行き、レントゲンを撮れば多くの場合、症状の原因が発覚し正しく処置してくれます。
問題は1番と2番です。こちらは、骨に異常があるわけではないのでレントゲンを撮っても原因が分かりません。
しかも、骨に異常があるわけではないので、ずっと痛いというよりは、「物を持ったり」「ドアを引いたり」など日常の何気ない動作の中で痛みが走るので、診察時に痛みが発症しない事さえあります。

肘の痛みの厄介さ

何気ない動作で痛みが発症することほど厄介なものはありません。
ずっと痛ければ常に気をつけるものですが、痛みが一時でも引くと人は痛いことを忘れて、無意識に腕を使ってしまいます。
そして使った際に、また痛みが走り、時にはその動作1回で悪化させてしまうこともあります。
特に肘の痛みは、「肘の角度」を気にしていても痛みが発症してしまうことがあります。

なぜか、それは上腕骨外側上顆炎も上腕骨内側上顆炎も前腕部分の使い過ぎによって引き起こされる症状だからです。
前腕とは写真の様に、肘から先の腕の部分のことです。この前腕、普段は意識しませんが常に動かしていると言っても過言ではない程日常生活において私たちの何気ない動作を助けてくれている腕です。

例えば、
・物を持つ・扉を押す
・ドアノブを引く
・PCのタイピング
・スマホをいじる
・ものを書く

などなど、挙げればキリがありません。

上腕骨外側上顆炎や上腕骨内側上顆炎はこうした日常動作、仕事での動作で前腕を使い続けることで、知らず知らずのうちにたまってきた疲労によって痛みを発症してしまうことが多いのです。そしてもうお気づきかもしれませんが、上記ほどんどの動作は肘と言うよりも手首を使うような動作なのです。
つまり、この投稿のタイトルにもありますように、実は肘痛の原因は「手首」にあったのです。

つまり、この投稿のタイトルにもありますように、
実は肘痛の原因は「手首」にあったのです。

次回は、上腕骨外側上顆炎や上腕骨内側上顆炎それぞれの症状の説明と、知らず知らずのうちこれらの症状にならないための予防策についてお話ししようと思います。

次回も宜しくお願い足します。

ふじと接骨院院長
藤戸慎一郎

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