テーピングについて 第二回「実は複雑なテーピングの妙

前回に引き続き、テーピングについての投稿の第二回を掲載いたします。
第一回「足の疲労骨折の患者様のお話」→こちらは先週分をご覧ください。
第二回「実は複雑なテーピングの妙」→今回はこちらの投稿です。
第三回「テーピングをしない方が良い場合もある?!」
引き続き、来週投稿予定の第三回も見ていただけたら幸いです。

まずは、
そもそものテーピングの目的からお話しします。
一口にテーピングと言っても、その目的は大きく分けて3つあります。

1.外傷の予防(ボクサーが手首に巻いているテーピングなど)
2.応急処置(ケガしても試合にでるために患部をぐるぐる巻きにするテーピングなど)
3.再発の予防(ケガをして接骨院等で治療の一環で巻いてもらうテーピングなど)

今回はこの内、3.再発の予防について今回は取り上げたいと思います。
いまではYoutubeやWebサイトなどで、テーピングについての解説が沢山載っていますし、もともとスポーツをやっていた方々は何度もテーピングをしてもらっているので、見よう見真似で自分でテーピングをする方々がいらっしゃいます。
もちろん自分でできるのであれば問題ないのですが、先週投稿した患者様のように、自分でやってもうまくいかないことがあるくらい、実はテーピングは奥が深いのです。
例えば、テーピングと一口に言っても、「アンカー」や「サーキュラー」等、基本的な巻き方だけでも8種類以上あります。
しかも、巻き方だけ真似ても意味はなく、症状に合わせて、患者様の体の形に合わせて、正しい角度で固定したり引っ張らずに患部をしっかり固定したりする必要があるなど、なかなかわかりにくい部分で実は工夫が必要なのです。

例えば、先週投稿したシンスプリントの患者様の場合は、骨にダメージが蓄積してもろくなっている状態ですので、
日常生活において足の骨へのダメージを和らげるために、骨と一緒になって身体を支えてくれるようにテーピングをしないと、意味がありません。
ですので、固定する角度や巻き加減を間違えますと、テーピングの効果が薄く、結局症状が再発することに繋がってしまうのです。

ですので出来れば、例えテーピングして安静にするだけ、と言っても、油断せずに通院して正しくテーピングをしてもらうようにすると、症状の再発や痛みが長引くリスクを減らせます。

今回はテーピングの効果と意外なむずかしさ、についてお話いたしました。
次回はこのテーピングの「デメリット」をご紹介いたします。

引き続きよろしくお願いいたします。

ふじと接骨院
藤戸慎一郎

お身体のお悩み
なんでも
ご相談ください。

診療メニュー例
・バネ指
・交通事故
・スポーツ障害
・腰痛
・肩痛
など

お身体のお悩み
なんでも
ご相談ください。

診療メニュー例
・バネ指
・交通事故
・スポーツ障害
・腰痛
・肩痛
など

診療メニュー例
バネ指/交通事故/スポーツ障害/腰痛/肩痛 など

お問い合わせ

Thank you! Your submission has been received!
Oops! Something went wrong while submitting the form.