関節リウマチ・関節強直

今回は「足の指関節がくっついてしまう」という珍しい症状についてお話したいと思います。
皆さんの身近にはいらっしゃいますでしょうか?
『関節リウマチ及び関節強直』と呼ばれる症状で、手足に発症することが多い症状です。

ここでは、その症状や被害、対処方法、実際にいらっしゃった患者様のお話をしていきます。

関節リウマチ・関節強直とは?

症状

関節リウマチとは関節に原因不明の炎症が起き、痛みや腫れを引き起こす症状です。
この関節リウマチが長引くと、機能障害を引き起こします。
たとえば、関節の軟骨部分がすり減っていき、思うように動かせなくなっていきます。
このように、関節が固まってしまう状態を、『関節強直』と言います。
主に、手や足の指に起こることが多く、ひどい場合は「骨と骨同士がくっついてしまい」動かなくなってしまいます。

日常的な被害

当然関節が動かないわけですから、指に発症すればものが持てないなど、日常動作に被害が及びます。
また、意外なところで言いますと、もし足の親指に関節強直が発症してしまうと『歩行困難』になってしまいます。

地面を足で蹴って歩行しますが、その際最後の最後地面を蹴ってくれている部分こそ「足の親指」なのです。
ですので、ここがうごかないとなると、地面を蹴ることができなくなりかなり歩きづらくなってしまいます。
逆に言えば親指以外の4本の指が無くても人間の身体の構造上は歩けることになります。
それくらい、歩行における親指の役割は大きいのです。

症例

実際に当院にも先々週あたりに『足の親指が自力では全く動かせない患者様』がいらっしゃいました。
実際に診察してみると、本当にびくともしません。
歩行時も足を引きずりながらになってしまっていました。

当院は特に足や手の指関節治療を得意としており、こうした部位に症状を抱える方が多くいらっしゃいますが、いざ触診してみると、ここまで動かないのは久しぶりなほどでした。

その後、手技治療で徐々に可動域を広げるよう動かしてあげると、少しずつですが、動くようにはなりました。
ただ、そもそも関節の軟骨がすり減ってしまい、動かさない内に骨同士がくっついて動かなくなってしまうので、定期的・継続的な通院による治療が今後も必須となります。

まとめ

関節リウマチは原因不明とされています。
ですので、もし発症した場合は関節強直の可能性を考慮し、早めの通院と継続的な治療をおすすめします。

今回も最後までお読みいただきありがとうございました。

次回の更新は2022/5/2です。

引き続きどうぞ宜しくお願い致します。

ふじと接骨院
院長 藤戸慎一郎

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