ひざ痛について_後編

今回は前回の続きとして、「どうして膝痛が起こってしまうのか?」その痛みの原因と対処法についてお話いたします。
前回の記事については以下をご覧ください。
https://www.fujito-sekkotsu.com/post/how-to-physicalcare-14

膝痛を発症する症状はいくつかありますが、日常生活において発症する可能性が最も高いのは『半月板の損傷・摩耗』であることは、前回の投稿でお話ししたとおりです。
では、どうして半月板が膝の痛みとつながってくるのでしょうか?
その答えは『半月板が膝を支えているから』です。

膝は太ももの骨とスネの骨を繋ぐ関節で、曲げ伸ばしや捻りなど複雑な動きを支えつつ、体重も膝に掛かってきます。どうして筋肉の付いていない膝がこれだけ身体を支えることができるのかと言うと『半月板』があるからなのです。
半月板は、太ももの骨とスネの骨がちゃんと噛み合うように維持してくれますし、膝に掛かる体重をうまく分散させるクッションとしての役割も担っています。
このように、膝は半月板で支えられていると言っても過言ではない程、その役割は大きいのです。

ですが、膝を無理に捻ったり、加齢によって半月板のクッション機能が落ちると、半月板が損傷・摩耗しやすくなってしまいます。
すると、太ももの骨とスネの骨のかみ合わせが悪くなり、痛みを発症してしまうのです。
半月板による膝痛の特徴は『動かさなければいたくないけど、ある角度で痛みが走る』ことが挙げられます。
もし、こうした膝の違和感をお抱えの方はぜひお近くの診療所で一度検査されることをおすすめします。

半月板による膝痛の厄介なところは、自然治癒が見込みにくいということです。筋肉痛など安静にしてれば治るものとは異なり、半月板は一度損傷・摩耗すると元には戻りません。ですので、関節のかみ合わせも元には戻らず、常にずれたままになってしまい、これによって痛みが発症します。
従って、当院では「かなり最初は痛い治療ですが、、、」関節を正しい位置に戻す『手技治療』を行っています。
実際に最近いらっしゃった患者様は1週間で4回ほど通われ、最初は(少々)痛かったでしょうが2週間目に入るころには日常生活もほぼ問題なく過ごせるようになったようでした。

このように、身体を支える膝を支える半月板ですが「傷つきやすい」「傷ついたら元に戻らない」など困った性質を持っています。
ですので、悪くなり過ぎる前に、膝に違和感を感じたら、お近くの診療所で早めに見てもらってください。

ふじと接骨院
院長 藤戸慎一郎

お身体のお悩み
なんでも
ご相談ください。

診療メニュー例
・バネ指
・交通事故
・スポーツ障害
・腰痛
・肩痛
など

お身体のお悩み
なんでも
ご相談ください。

診療メニュー例
・バネ指
・交通事故
・スポーツ障害
・腰痛
・肩痛
など

診療メニュー例
バネ指/交通事故/スポーツ障害/腰痛/肩痛 など

お問い合わせ

Thank you! Your submission has been received!
Oops! Something went wrong while submitting the form.